家事に、育児に、仕事に毎日お疲れ様です。毎日起きただけで100点満点!
新年が明け、私達家族にはお年玉どうする問題が発生しました。

お年玉もらったのに、なんで私達にくれないのっ!?
私達、子どもがもらったお金なのに!

・・・たしかに。お年玉の分け方考えなきゃ。
今までのお年玉の管理の仕方
今まで、子どもがもらったお年玉は、
お札→親が預かり、貯金に回す
小銭→子どものお小遣いとして渡す
としていました。子ども達も、お金もらえてラッキー♪という感じでした。
しかし、子どもたちも年齢が上がり、自分でもらったお金を親が預かることに疑問を感じ、自分たちで好きに使いたいと思うようになったようです。
お年玉はどうするか
今年は、本人の希望を聞きながら、いくら渡すか決めました。
渡す際、私たちはこのようにアドバイスしました。
1. 使い道を一緒に考える
- 貯金する割合を決める:お年玉のうち「○○円は貯金、残りは欲しい物に使う」という形で、貯金と使うお金を分けることを教えました。
- 使い道を一緒に考える:お年玉で欲しい物がある場合は、一緒に考えて買うものを選びます。本当に欲しいものは何か、考えて購入することで満足する買い物ができます。
2. 使い道を制限しない
もちろん、全額を一度に使わず貯金に回すのも大切ですが、子どもが本当に欲しい物や必要なものに使うことを許可することも重要です。
欲しいおもちゃやものを購入することで、金銭感覚が育まれます。また、使い方を見守ることで、子どもが自分で金銭管理の一歩を踏み出すことができます。

子どものお年玉を預かるとき
お年玉は単なる「お祝いのお金」だけでなく、子どもの金銭感覚や使い方を育む良い機会でもあります。
そのため、預かる際にはこのお金がどうなるのか等、伝えることが大切です。
1. 預かる理由を説明する
我が家の場合、「大きくなった時(高校や大学になった時)必要タイミングで使えるように預かっている」と説明しました。
2. 貯金用の口座を見せる
お年玉を全額使わずに貯金していることを、子ども名義の貯金口座を見せて説明しました。実際に、使わないで貯金してあることを知ると、安心した様子でした。
お金の管理方法を子どもに実際に見せることで、将来に役立つ金融教育にもなります。
お年玉を通してお金の価値観を考えさせる
お年玉は、親が子どもに金銭感覚(例えば、計画的にお金を使うことや貯金する大切さ)を教える機会として活用することができます。
親自身がどのようにお金を使っているのか、日々の生活でどのように金銭管理をしているかを示すことも、子どもにとって大きな影響を与えます。
実際に、子どものもらった金額を見せて「この金額があれば、4人の1か月分のご飯代だよ」、「このお金があれば、4人でランチが食べられるよ」と自分たちの生活に置き換えて、わかりやすく説明しました。
終わりに
私が幼い頃、お年玉は親に全額回収され、不信感を抱いていました。
今思えば、学費や私たちのために使ったと考えることができますが、当時は「没収された、使われた」と思い込んでいました。
お年玉は、単にお金を渡すだけでなく、金銭感覚を育むための大切なツールです。
親が適切に管理しながらも、子どもと一緒に使い方や貯金の重要性を考え、学ぶことで、賢いお金の使い方を身につける手助けになります。
子ども頃から、お金について考える時間を設け、マネーリテラシーを高めていきましょう。
